宅配食は冷蔵と冷凍どっちがいい?60食実食からの結論
宅配食は冷蔵と冷凍どっちがいい?60食実食からの結論
宅配食を調べ始めると、まず迷うのが「冷蔵タイプ」と「冷凍タイプ」のどちらを選ぶかです。
ぼくは冷凍タイプのナッシュを60食実際に食べました。冷蔵タイプも、ツクリオを実際に注文して、9月3日に届いた初回分をもう食べました(シェフの無添つくりおきは注文自体がまだです)。この記事の冷凍タイプ・冷蔵タイプどちらの部分も、実際に食べた実体験をもとにしています。
実食していないことを実食したかのように書かない、というのがこのサイトの方針です。この記事も、その原則どおり実際に食べた範囲だけを体験として書いています。
冷蔵タイプと冷凍タイプ、何が違うのか

大きな違いは4つです。
- 賞味期限:冷蔵は数日〜1週間程度と短め。冷凍は数週間〜数ヶ月と長め
- 味・食感:冷蔵は作りたてに近いとされる。冷凍は再加熱前提の味・食感になる
- 保存スペース:冷蔵は冷蔵庫、冷凍は冷凍庫を使う(冷凍庫のほうが箱が大きく圧迫しやすい)
- 受け取り:冷蔵はこまめな受け取りが必要になりやすい。冷凍はまとめ買い・ストックがしやすい
冷凍タイプ(ナッシュ)を60食食べて分かったこと
ここは実体験です。
冷凍タイプの一番のメリットは、好きなタイミングで食べられる自由度。
まとめて届くので、冷凍庫に入れておけば、忙しい日にレンチンだけで済みます。「今日は疲れたから宅食にしよう」も「明日の朝ごはん用にもう1個」も、賞味期限を気にせず好きなときに選べるのは、冷蔵タイプにはない気楽さだと思います。
一方でデメリットもはっきりしていて、冷凍庫を圧迫すること。
正直に言うと、ぼくは宅食を続けるために冷蔵庫そのものを買い替えました。前の冷蔵庫は冷凍室が小さくて、ナッシュを何食かまとめて入れるだけでほぼ満杯になっていたからです。「宅食のために家電を買い替える」と書くと大げさに聞こえますが、実際そのくらいの圧迫感でした。
買い替えたあとの冷凍庫は、ナッシュの箱が正方形なので並べやすく、1段に4×4で16個がぴったり収まります。
20食プランを頼むと、この1段だけでほぼ埋まる計算です。冷凍庫が普通サイズの家庭だと、アイスや冷凍野菜を置く場所がかなり犠牲になると思います。うちも買い替える前は、冷凍うどんとナッシュの箱がせめぎ合っている状態でした。
味についても、実際に食べた記事に書いたとおり、再加熱前提の食感にはなります。特に葉物野菜のような水分の多い食材は、冷凍・解凍を経ることで作りたてとは違う食感になりやすいと感じています。ここは冷凍タイプ全般に言えることで、ナッシュに限った話ではないはずです。
冷蔵タイプ(ツクリオ)を注文して分かったこと
冷蔵タイプは、ツクリオをLINE経由で実際に注文し、9月3日に届いた初回分をもう食べました。
まず、メニューは選べないおまかせ制でした。ナッシュは1食ずつ好きなメニューを選べますが、ツクリオは何が届くか分からない仕組みです。これは冷凍タイプと冷蔵タイプの違いというより、サービスごとの違いかもしれませんが、注文する段階で「自由に選べる冷凍」「おまかせの冷蔵」という対比になったのは意外でした。
もう1つ、自動継続の仕組みで痛い目にも遭いました。「1回だけ試す」つもりで先に退会の手続きをしたところ、確定前だった初回配達分まで消えるところだったんです。実際に何が起きたかは別記事に詳しく書きましたが、冷蔵タイプは配送のサイクルが冷凍タイプよりタイトな分、途中でやめたいときの操作にも気を遣う必要があると実感しました。
肝心の味ですが、届いたのは油淋鶏ととりつみれの炊き合わせでした。油淋鶏は味が濃いめで、これだけでご飯が進むおいしさ。一方でとりつみれは薄味で、ぼくにはやや物足りなく感じました。同じ箱の中でも品目によって味の濃さにバラつきがある、というのが正直な感想です。
温めの手間は、冷凍タイプよりはっきり楽でした。つみれは電子レンジ2分、油淋鶏は1分30秒。ナッシュよりレンジ時間がかなり短く、解凍を待つ必要もないので、思い立ってすぐ食べられます。この「調理時間の短さ」は、冷蔵タイプならではのメリットだと実感しました。
量については、男性のぼくには少なめに感じる回もありました。ただ、今回は問題なく食べきれる量でした。ゴミは容器がプラスチックで、うちの自治体では燃えないごみの扱いです。
冷蔵タイプ全般について分かっていること(公式情報ベース)
味そのものについては、ここから先はまだ公式サイトなど一般に公開されている情報から分かる範囲だけを書きます。
冷蔵タイプは賞味期限が短い分、「作りたてに近い」と説明されていることが多いです。
実際の消費期限を調べてみると、シェフの無添つくりおきは公式情報によるとお届けから4日(地域によっては到着までの日数を含めて実質3日ほど)。ツクリオも配送日を含めて4日以内が目安とされています。「冷蔵=数日〜1週間」という冒頭の表よりは、実際にはもう少し短い、4日前後がこのジャンルの相場のようです。
無添加をうたうサービスで4日日持ちするのは、菌を増やさない工夫や加工の仕方によるものだと各社が説明しています。防腐剤に頼らずこの日数を実現している、という点は評価できるポイントだと思います。
もう一つ、公式情報を調べていて意外だったのが、ツクリオは冷蔵で届くのに、メニューによっては自分で冷凍保存もできるという点です。「冷蔵タイプ」と「冷凍タイプ」はきっちり二択に分かれるわけではなく、届き方は冷蔵でも、保存の仕方は自分で選べる場合があるということです。
保存も冷蔵庫で済むため、冷凍庫のスペースを圧迫しないのは冷凍タイプに対する明確な利点だと思います。反面、賞味期限が4日前後ということは、こまめに受け取る生活リズムが前提になりやすいはずです。
料金の仕組みも、冷蔵タイプと冷凍タイプでは少し違うようです。ナッシュは食数ごとにプラン価格が決まっている一方、ツクリオは4人前週3食プランのように「人前×頻度」でプランが分かれていました。実際にぼくが注文したツクリオの4人前週3食プランは通常9,990円(税込)でしたが、初回クーポンで5,990円になりました。初回に割引が入る仕組みは、冷凍タイプの継続割引(nosh club)とはタイミングが逆で、冷蔵タイプは最初が安く、冷凍タイプは続けるほど安くなるという違いがありそうです。シェフの無添つくりおきは「食卓サポートプラン」「食卓おまかせプラン」のように品数単位でプランが分かれているようですが、こちらはまだ注文していないので実額は分かりません。
どっちを選ぶべきか
ぼくの実体験(冷凍)と公開情報(冷蔵)を合わせると、選び方の軸はこのあたりになりそうです。
- 冷凍庫にスペースの余裕がない人:冷蔵タイプのほうが向いていそう(ぼくのように冷蔵庫を買い替える覚悟がないなら、なおさら)
- 受け取りを毎日・こまめにできない人:冷凍タイプのほうが向いていそう
- 多少の食感の変化より、まとめ買いできる自由度を優先したい人:冷凍タイプ
- 賞味期限は短くても、より作りたてに近い味を優先したい人:冷蔵タイプ
ぼく自身は、冷凍庫を買い替えてでもまとめ買いの自由度を優先したタイプです。共働きや一人暮らしで在宅時間が読みにくい人ほど、冷凍タイプの「好きなときに食べられる」自由度が効いてくるのではないかと感じています。
よくある質問
冷蔵と冷凍、結局どっちがおすすめですか?
一律の正解はありません。冷凍庫にスペースの余裕がなく、受け取りをこまめにできる人は冷蔵タイプ、逆にまとめ買いの自由度を優先したい人は冷凍タイプが向いていると思います。
冷凍庫にナッシュは何個入りますか?
ぼくが買い替えた冷凍庫では、正方形の箱が1段に4×4で16個収まりました。20食プランを頼むと、この1段だけでほぼ埋まる計算です。
ナッシュが冷凍庫に入らないときはどうすればいいですか?
ぼくの場合は冷凍庫そのものを買い替えました。買い替えるほどではない場合は、届く食数を減らしてプランを小さくするか、他の冷凍食品を先に整理してスペースを確保する必要があると思います。
冷蔵タイプは何日くらい日持ちしますか?
公式情報によると、シェフの無添つくりおきはお届けから4日、ツクリオも配送日を含めて4日以内が目安とされています。冷蔵タイプ全般で4日前後が相場のようです。実際に届いたツクリオのパックにも、消費期限として届いた日から4日後の日付が印字されていました。
ツクリオの味はどうでしたか?
初回は油淋鶏ととりつみれの炊き合わせでした。油淋鶏は味が濃いめでそのままご飯が進む美味しさでしたが、とりつみれは薄味で、ぼくにはやや物足りなく感じました。品目によって味の濃さに差がある印象です。
ここまで書いたうち、冷凍タイプ(ナッシュ)・冷蔵タイプ(ツクリオ)とも、実際に食べた感想です。
まとめ
冷蔵と冷凍、どちらが優れているというより、冷凍庫のスペースと受け取りの頻度で選ぶのが現実的。
そう感じています。
冷蔵タイプのツクリオは9月3日に初回分が届き、もう食べました。感想はこの記事に反映しています。シェフの無添つくりおきも近いうちに注文する予定です。気になる人は、まずナッシュの実食レビューやツクリオの申し込み記録も読んでみてください。